
その昔、女性の唇や衣装を染め上げるのに用いられた紅花。生産地である山形、天童、谷地、東根周辺で収穫された紅花は、陸路、羽州街道を馬に乗せ大石田まで運ばれ、その量は「最上千駄」と言われるほど膨大な量でした(1駄=120kg)。さらに紅花は最上川下り、酒田の港から北前船で京都や大阪に運ばれ大変重宝されました。松尾芭蕉も「まゆはきを俤にして紅粉の花」などの句を残しています。現在も、アニメ「おもひでぽろぽろ」の舞台となった山形市高瀬地区をはじめ、村山・置賜地方を中心に栽培されており、山形県の花として広く親しまれています。



