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観光やまがた/平成15年1月1日号(創刊号)
山形県観光振興課 課長
正木 徹
新年あけましておめでとうございます。
さて、本県の観光入り込み客も13年度でようやく増加に転じ3800万人台を回復いたしました。14年度も温泉宿泊客の増加など着実に回復の兆しが見えてきたところです。こうした中、昨年は山形新幹線開業10周年を迎え、「春」を重点としたキャンペーンを展開し、観光素材の洗い出しや各種媒体による宣伝PR、仙台圏におけるPRイベントの開催、旅行商品造成タイアップなどを実施いたしました。
また、やまがた花咲かフェアなど全国規模の花に関するイベントの開催に加え、首都圏での観光PRイベントや蔵王・東根での誘客イベント、県内各地の花関連イベントのPRなど、積極的に本県の魅力をアピールしてまいりました。
さらには、各ブロック協議会と連動しての仙台圏におけるテレビ情報番組や生活情報誌を活用した宣伝PR、二次交通などの受入体制の整備、また、関係団体との連携による「湯めぐり」の普及やホームページのリニューアルなど受入れ側の態勢整備に係る事業を行い、本県への誘客を促進してまいりました。
首都圏でのPRイベント
全国的にブームとなった小野川温泉や、「ゆかたの似合う町づくり」への上山温泉の取組みなどもあり、温泉山形を全国的にアピールできたものと考えております。
来る平成15年度の事業実施にあたりましては、大きく分けて3つの方針に添った展開を考えております。
まず、四季を絞り込んだ事業展開として、「冬」を重点期間としたキャンペーンを行なう予定です。冬は観光者数が最も少ない季節であり、特にスキー客は余暇活動の多様化などの影響により年々減少傾向にあります。冬の中心的な観光素材のスキーとともに「樹氷」「雪まつり」「雪景色」など地域の特色を活かしながら、本県の重要な観光素材である温泉とともに、雪国ならではの体験や冬にしか味わえない味覚などによりキャンペーンを展開したいと考えています。
次に、今秋(10月4日〜13日)には「紅花(べに)のくに 咲かそう文化 ときめく未来」をテーマに第18回国民文化祭が県内全市町村を会場に開催されることから、国民文化祭と連携した取組みとして、国文祭参加者を県内の観光地へ周遊させる観光ルートの紹介や観光ブースの設置などにより秋の観光素材である紅葉、温泉、味覚などをPRしてまいりたいと考えております。
蔵王での誘客イベント
さらに、平成16年の7〜9月にかけて、JR6社と共同した通算5回目となるデスティネーションキャンペーン(DC)を予定していることから、15年度、16年度は県の重点キャンペーン期間と位置付けた取組みを行ないます。特に、全国の旅行エージェントやマスコミ等を招聘しての全国宣伝販売促進会議の開催や、全国に向けた強力な宣伝PR事業や誘客対策を講じてまいります。狙いは特に宿泊客の増加です。現在350万人台の温泉宿泊を400万人台にしていきます。入り込み客も4000万人の大台を目標としていきたいと思っています。誘客のベースとなる温泉地の魅力アップや二次交通の整備交通アクセスの改善など既に各温泉地毎に懇談会を開催しているところです。このDCのテーマについては、「おいしい山形」として農産物のキャンペーンと協調して実施することを考えております。勿論「食」は重点ですが、「おいしい」は温泉や文化、もてなしなどすべてに係るテーマとなります。詳細は今後、会員の皆様とも協議を重ねたうえで、斬新で特色ある事業を計画し幅広い分野と連携をとりながら展開してまいります。
いずれにしても、本県への観光客の拡大に向けては、今後とも山形県観光協会とやまがた観光キャンペーン推進協議会が表裏一体となって取り組むことが肝要であることから、皆様にはなお一層の御理解、御協力を賜りますようお願い申し上げる次第です。
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