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フルーツ王国はブドウ生産の最適地

さくらんぼの写真
ご存知さくらんぼは山形県が生産量日本一。

ラ・フランスの写真
芳醇な香りと上品な甘さのあるラ・フランスも有名。
 山形は農作物の栽培に最適な気候に恵まれている、みちのくのフルーツ王国。
最近ではワイン用のブドウの生産も盛んに行われ、それに伴ってワインのレベルも向上している。
さあ、山形のこだわりをもったワイナリー巡りをしてみよう。
きっとおいしい出会いが待っているはず。

山形のワイナリー事情

 山形県は日本四大ワイン産地の1つに数えられ、東北きってのワイン産地でもある。山形の内陸部はさくらんぼやラ・フランスなどフルーツの産地として広く知られる地域だ。もちろんぶどうの栽培も盛んで、その栽培面積は山梨、長野に続く全国第3位、ワイナリーも11社存在している。
 西側に蔵王の山々がそびえる山形県南部の置賜地方と山形市周辺の村山地方の気候は、冬は非常に寒く、夏は涼しいかと思いきや非常に暑い。降雨量は全国平均よりも少なく、昼夜の温度差が大きいのが特徴だ。果実は日中が暑ければ甘味を増し、逆に夜間に冷え込めば酸味が出てくる。上質なワインをつくるブドウにはこのふたつの要素は必要不可欠。まさに山形はブドウ栽培の最適地なのだ。

ワイナリー巡りは簡単スムーズ。

山形新幹線の写真
 山形のワイナリーは、主要な道沿いにあるという好立地。自動車なら国道13号、鉄路なら奥羽本線で北上すると大半のワイナリーを巡ることができる。南から北上するとはじめに登場するのが(株)浜田のモンサンワイン。次は温泉を併設する高畠駅から歩いても10分の山形最大のワイナリー、高畠ワイン。上質なブドウを栽培し、様々なワイン通をうならせるワインを製造している名のあるワイナリーだ。

 さらに北上すると、自動車や電車から斜面をブドウ畑で覆い尽くされた山がみえてくる。ここは道路を挟んで一面がブドウ畑の産地。手前の西側にあるのが、風情を残す街並みの赤湯温泉。町中に家族経営のワイナリーが4社(大浦ぶどう酒佐藤ぶどう酒酒井ワイナリー須藤ぶどう酒工場)もあり、時期にはワイン仕込みの体験も可能。ワインを飲むだけでなく、実際につくってみるのもいかが。

 ブドウ畑の山を越えると上山市に入ります。右側には蔵王連峰が眺望でき、反対側に見える15ヘクタールの畑をもつ老舗のタケダワイナリー。シャンパン方式のスパークリングワインやシャルドネなどを、こだわりをもって製造しているワイナリーだ。

 上山市〜山形を抜けると、天童ワイン。そして山形から国道112号で鶴岡へ向うとモダンなつくりの朝日町ワイン城、地元産のブドウで人気を博すトラヤワイナリー、個性的な山ブドウと甲州種のワインもつくる月山ワインがある。とにかく山形を南から北上していくと必ずワイナリーに出会うことができる。

 主要な道沿いにあるワイナリーは、立ち寄ってみたいちょっとした観光スポットとして人気。芳醇な香りに誘われて、ふらりと巡るワイナリーの旅もおすすめです。

ブドウ畑の写真
南陽市に広がる傾斜のブドウ畑。見回すとたくさんのハウスが見受けられる。
赤湯温泉の温泉街の写真
温泉街としての風情を残す赤湯温泉。


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