城下町の宮城県白石市から往時の宿場町・七ヶ宿を抜けて山形県境の二井宿峠へ。峠を越えるとそこはまほろばの里・高畠町、そして斜面にブドウ畑が広がる南陽市。この2市2町を通る国道113号線は、かつて参勤交代に使われた歴史ある街道です。また、昔話があちこちに残っていることから「みちのくおとぎ街道」の愛称でも親しまれています。
陸前と出羽を結んだ旧街道には、昔話ゆかりの地があちこちに点在。
いまものどかな風景が続きます。
☆みちのくおとぎ街道 公式サイト >> http://www.113otogi.com/

※1

…見所

…駅

…温泉
※2 マークが重なっているところに関しては、マップを拡大してご覧ください。
白石城 (しろいしじょう)
仙台城の支城として伊達家重臣の片倉氏が代々居城し、明治維新では奥羽越列藩同盟が結成されるなど、歴史の重要な舞台となってきた城です。
●JR白石蔵王駅から車で3分
●JR白石駅から徒歩10分
●見学300円
●9時~17時(11月~3月は16時まで)
●無休
【問】
白石城管理事務所 0224-24-3030
白石女敵討の物語
白石城下でのこと。百姓の与太郎が2人の娘と田の草取りをしていたところ、通り掛かった城主片倉家剣術指南・志賀団七の裾に泥がかかり、与太郎は無礼討ちにされてしまいました。2人の姉妹は父の敵討ちを誓って江戸へ出奔、武芸者・由井正雪の門下に入って腕を磨き、姉は鎖鎌、妹は薙刀でついに団七を討ち取ったという。
振袖地蔵 (ふりそでじぞう)
七ヶ宿街道でのこと。秋田藩の殿様が参勤交代で江戸に向かう途中、滑津の宿で美しい娘を見初めました。帰国の際、また会おうとしたものの娘は病死して既に亡く、悲しんだ殿様が供養にと娘に似せて作らせたのが、この振袖地蔵です。
●白石城から車で45分
●JR白石駅から宮城交通バス「関開発センター行き」バスで50分、終点下車。町営バス「干蒲行き」に乗り換え10分、滑津大滝下車徒歩5分。
【問】
七ヶ宿町商工観光課 0224-37-2111
老杉古松に囲まれる三重塔は、まほろばの里高畠のシンボル。隣接する公園は町民憩いの場。
●振袖地蔵から車で30分
●JR高畠駅から車で15分
●拝観無料
【問】
高畠町観光協会 0238-57-3844
犬の宮は安産と無病息災。猫の宮はペットの健康祈願と供養。それぞれ対座して多くの人に崇められています。
●安久津八幡神社から車で15分
●JR高畠駅から車で15分
●見学自由
【問】
高畠町観光協会 0238-57-3844
昭和ミニ資料館 (しょうわみにしりょうかん)
昭和縁結び通り商店街に並ぶ17のお店がギャラリーとなって懐かしい生活用品や看板、ポスターなどを展示しています。
●営業時間等は店舗により異なる。
●犬の宮・猫の宮から車で5分。
●JR高畠駅から車で10分。またはレンタサイクルで25分
【問】
高畠町商工会 0238-52-0576
浜田広介記念館 (はまだひろすけきねんかん)
泣いた赤おにで知られる童話作家・浜田広介の作品や資料が多数展示されています。
●昭和ミニ資料館から車で18分
●JR高畠駅から車で5分。またはレンタサイクルで10分
●入館300円
●9時30分~17時(受付は16時30分まで)
●月曜(祝日の場合は翌日)、祝日の翌日休館
【問】
浜田広介記念館 0238-52-3838
泣いた赤おに
人間と仲良くなりたい赤おにのために、親友の青おにが妙案を思いつきました。それは村人に乱暴を働く青おにを赤おにが退治するというもの。結果、赤おには村人と仲良くなれました。お礼にと赤おにが青おにの家を訊ねてみると、そこには別れの手紙が。赤おにはオイオイ泣いたそう。
熊野大社 (くまのたいしゃ)
日本三熊野のひとつ。東北のお伊勢さまとして古くから信仰を集めてきた荘厳な雰囲気の古社です。
●9時~16時
●浜田広介記念館から12分
●フラワー長井線宮内駅から徒歩10分
●拝観無料
【問】熊野大社 0238-47-7777
夕鶴の里 (ゆうづるのさと)
語り部による民話語りや機織り体験など、南陽市の伝統文化を直接体感することができます。
●熊野大社から車で3分
●フラワー長井線おりはた駅から徒歩10分
●入館310円
●9時~16時30分
●月曜休館(祝日の場合は翌日)
【問】
夕鶴の里 0238-47-5800
赤湯温泉 (あかゆおんせん)
桜の名所・烏帽子山公園の麓。宿場町の風情と湯治湯の温もりが残る温泉郷です。共同浴場や足湯も利用できます。
●JR赤湯駅から車で5分
【問】
南陽市観光協会 0238-40-2002
鶴の恩返し
子どもたちにいじめられている鶴を助けた金蔵。その金蔵のもとにひとりの娘が現れ、嫁となりました。
のぞいてはいけないと忠告し、機を織る嫁。しかし金蔵は機織り部屋をのぞきます。
そこには、ほとんど羽のない鶴が1羽。鶴は飛び去り、嫁も二度と戻らなかったそう。