
時代小説作家。旧黄金村高坂(現・鶴岡市高坂)に生まれる。
本名は小菅留治(こすげとめじ)。<1927-1997>
1949年山形師範学校(現在の山形大学)卒業後は、教員として湯田川中学へ赴任。国語と社会を担当するも、病気により休職。療養生活を経て新聞社に勤め始めると、そのかたわら小説を書き続けた。数々の作品を世に出し、1973年には「暗殺の年輪」で第69回直木賞受賞を受賞し、一躍注目を集める。1997年(享年69歳)に惜しまれながら逝去し、その後山形県民栄誉賞が贈られた。
藤沢周平作品の最大の特徴として知られるのは、小説で度々登場する架空の藩、海坂藩である。海坂藩は、藤沢周平の故郷である山形の庄内平野を舞台にしているもので、小説内でも実際のその風景や食べ物などが表現されている。また、小説としての評価は高く、藤沢周平が残した作品はいまだ人気が衰えないどころか、その名は広がる一方である。決して派手さはないが、その人物や表現力が目に浮かぶような出演とストーリーが見る者を魅了してやまない。
作品が映画化されたときも実際の舞台として庄内地方で撮影が行われており、藤沢周平ファンなどが今も多く訪れている。



